
最近暇なので、筋トレを始めた私です!
今回は単管パイプでパワーラックを自作しました。
作った一番の目的は、バーベルを使用して安全に『ベンチプレス』をするためです。
本当は売っているパワーラックが欲しいのですが・・・。
悩みに悩んで、単管パイプで自作することにしました。
作る前は安全面などに不安がありました。
しかし、
- 単管パイプの強度の強さ
- 実際に作ってみての頑丈さ
など安全面では全く心配なかったので紹介したいと思います。
高さ調整なども、ミリ単位で行えるで大満足の仕上がりでした。
しかし、実際に作ってみて感じたデメリットなどもあります。

それでは詳しく紹介したいと思います。
目次
単管パイプでパワーラックを自作して感じたメリット
カスタマイズが簡単
単管パイプで作っているので、
「ここにもう一本欲しいなー」
とか、
「ここにもバーベルを置けるようにしよう」
などといったことが、簡単にできます。
私の作ったパワーラックでは、バーベルを3か所に置くことができます。
- ベンチプレス用
- インクラインベンチプレス用
- バーベルスクワット用
欲しいだけつけれるので、わざわざバーベル受けを移動する必要がありません。
直交クランプなので、売っているものの1/20くらいで買うことができます。
ちなみに写真では、直交クランプにカバーがしてあります。
パワーラックを自作すれば自分の好きなサイズで作れる

皆さんは自宅で筋トレをする時にどこで行いますか ?
- 部屋で行う人
- 車庫などで行う人
- 屋根のない外で行う人
人それぞれ筋トレを行う場所や、使用できるスペースというのは違ってきますよね。
スペースが広ければ広いに越したことはありませんが、あまりスペースが取れないという方も多いと思います。
筋トレの中ででパワーラックはかなり大きい部類の器具です。
大きいパワーラックが置けるスペースがある方はいいのですが、 限られたスペースの中でパワーラック欲しいという方も絶対いますよね。
そんな時に単管パイプがとても便利なのです。
単管パイプで作ればミリ単位で高さや幅を調整することができます。

つまり人それぞれに合ったサイズを作ることができるのです。
例えば畳一枚文のスペースしかないという方はそのスペースにぴったりのパワーラックを作ることも可能です。
天井が低い場合にも単管パイプを切ることにより自由に高さ長さを決めることができます。

単管パイプはホームセンターなどで簡単に切ってもらうことができますよ。
ほとんどの場合、有料で 1 カット 50 円くらいの店が多いようです。
さらに売っているパワーラックの中には、バーベルのシャフトが200cm以上ないと使用できないものもあります。
その場合、バーベルを買いなおさなくてはならなくなり余計に出費が増えてしまいますよね。
単管パイプで作ったパワーラックなら、クランプを止める位置を調整することによりどんな幅にもすることができます。
自作すれば既製品のパワーラックよりもかなり安い!
パワーラックは筋トレで使う器具の中で、値段が高い部類になります。
値段に幅がありますが、安くて約 3 万円。
ジムで使われるようなものだと 30 万円を超えるようなパワーラックもあります。

安いパワーラックは安全面や強度などに不安があるのであまりおすすめはしません。
バーベルなどの事故はそのまま命にかかわるような重大な事故につながりますので安全面には十分に考えなくてはなりませんよね。
そのため、パワーラックを買うとなると最低でも 5 万円から 6 万円の出費になってしまいます。
しかし私が作ったこちらのパワーラックは、 15000 円ほどで作成することができました。
機能面はセーフティバーはもちろん、バーベルを置くところやチンニング用のバー。
さらにWバーなどの置くところがあります。
かなり自由に色々なパイプをつけることができるので、機能はむしろ自作した方が上だと思います。
自作による強度面が不安という方のために、単管パイプの強度を表にまとめてみました。
厚さ | 引張強度 |
1.8㎜タイプ | 約680kg |
2.4㎜タイプ | 約490kg |
一般的な方が自宅で使用するバーベルの重さはどんなに重くても、 200 キロを超えることはないと思います。

単管パイプの耐荷重は 200 キロ以上ありますので、安心して使用することができます。
単管パイプは工事などで足場を組む時に使われるのもなので、強いのは当然ですよね。
しかもJIS 規格という、日本の国家規格により厳しく品質管理されています。
JIS規格とは
日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)。日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のことです。自動車や電化製品などの産業製品生産に関するものから、文字コードやプログラムコードといった情報処理、サービスに関する規格などもあります。
日本規格協会HPより引用

日本の国家規格なので品質が厳しく守られています。
高さ調整がミリ単位で出来る
セーフティバーなどを調整するときに既製品のパワーラックでは、穴にピンを差し込ん固定するタイプがほとんどです。
多くのパワーラックは5cm間隔で穴が開いています。

つまり、5cm高くするか引くするかしかできないのです。
しかし、人それぞれによって
- 使用するベンチの高さ
- 体の厚さ
さらに使用するバーによってもセーフティバーの高さは変わってきますよね。
単管パイプのパワーラックは、セーフティバーなどの高さをクランプで止める位置により決めることができます。
そのため高さをミリ単位で調整することができるのです。
ベンチプレスで胸ギリギリまで落としたいけど、その位置にセーフティバーがあったら十分に効果を得ることができないでしょう。
そこから5cmセーフティバーを落としたら、万が一の時に胸がつぶれてしまいます。
ミリ単位で調整できることで、使用するベンチの高さや体の厚さにより上のようになってもベストな高さを設定できるのです。
単管パイプでパワーラックを自作して感じたデメリット
設計図がダメだと完成しない
当然ですが作る前に、どのように作るのか考えなくてはなりません。
サイズは直方体がベースになってきます。
アマゾンで売られているいくつかのパワーラックのサイズを表にまとめてみました。
横幅 | 奥行 | 高さ | |
A | 116cm | 145cm | 219cm |
B | 116cm | 134cm | 201cm |
C | 118cm | 100cm | 203cm |
D | 118cm | 127cm | 210cm |
商品名は載せておりません。
この数字を目安に、あなたがパワーラックを使う場所によってサイズを決めていくようになります。
ベースのサイズが決まったら、必要な機能を足していきます。
私の場合はこの立方体に
- ベンチプレス用のセーフティバー
- 懸垂用のチンニングバー
- プレスダウン用の滑車
を、まずは追加しました。
手書きで十分ですので、簡単に図を書いておきましょう。
単管パイプを買うときやクランプの数を数えるときに便利です。
こちらは私の設計図です。
ホームセンターなどの店員に聞けば、『ここはこうした方がいい』などのアドバイスをしてくれると思いますので不安な方は聞いてみるのもいいと思います。
組み立てるのに一苦労
私の場合1.5mと2mの単管パイプを組み合わせてパワーラックを作成しました。

2mの単管は重さが約5.5kgあります。
クランプで留めるときに一人で作業すると、不安全な作業になりがちです。
安全面を考えて二人以上で組み立てるのが良いと思います。
ちなみに売っているパワーラックを買った場合も、同じように組み立ては必要です。
ケガのないように注意して行うようにしましょう。
工具が必要
単管パイプを固定するものを『クランプ』と言います。
このクランプのネジを閉めるために工具が必要です。
手でしっかりと絞めることはできません。
サイズは『17mm』というサイズです。
最低限必要な工具は、『スパナ』です。
100円均一でも買うことができますが、壊れやすいのでホームセンターがおすすめです。
さらに値段は上がりますが、スパナよりも『ラチェットレンチ』が便利です。
ラチェットレンチは持つところを左右に振るだけでナットがしまる構造になっています。
スパナに比べてとても速くクランプを固定することができます。
さらに、便利なのがインパクトです。

持っている方は是非使いましょう。
クランプを2秒くらいで固定することができます。
単管パイプのクランプはボルト部分が長いので、深さのあるソケットが必要になってきます。
初めての方はスパナでも全然大丈夫なので、わざわざ高い工具を買う必要はないですよ。

でも楽をしたい方は、買うことをおすすめします。
私は楽を選びましたが。。。笑
自作することによる強度の不安
パワーラックを自作するか、商品として売っているものを買うか悩んでいる人は自作することによる安全面での不安で悩んでいる方が多いと思います。
しかし、上で紹介したように単管パイプは工事などで足場を組むために使用される材料です。
しかも日本の厳しい規格でしっかりと管理されています。

安全第一!
組み立てについていは、単管パイプでパワーラックを自作しました。買うところから組立までわかりやすく紹介しますで紹介しています。
実際に作ってみましたが、単管パイプで作ったパワーラックかなり頑丈です。

ぶら下がってみてもユラユラしたり、曲がるなどということは全くありません。
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