2×4(ツーバイフォー)材を使ってのDIY

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ツーバイフォーという名前をDIYに興味がある人は一度は聞いたことはあると思います。SPF材を使って作られ、規格に沿ってカットされて売っている木材です。

今回はDIYでとても多く使われている2×4(ツーバイフォー)についてお伝えします。

DIYの基本の2×4(ツーバイフォー)材とは?

どんな木材?

2×4材(ツーバイフォー)材は木材を扱っているホームセンターであれば、ほとんどの店で取り扱っています。

家を立てるためなどにも使われることから、寸法もしっかりと規格化されていて柔らかく加工しやすい木材です。

表面もある程度磨かれていて、角は面取りもされていますのでぶつかっても痛くなく、素手で触ってもトゲなどの心配はあまりありません。

どんな木を使っているの?

2×4(ツーバイフォー)材は別名SPF材と呼ばれていて、

Spruce(スプルース)、米トウヒ

Pine(パイン)、マツ類

Fir(ファー)、モミ類

の三種類の木材を使って作られており、その頭文字が使われています。

特徴としては、木材にしては軽く、柔らかいため釘などを打つくらいでは下穴は必要ありません。それでいて、住宅などにも使われるくらいの強度はあるのです。

自分にあったサイズが選べる

2×4(ツーバイフォー)材とは、木口の厚さが2インチ、幅が4インチであることからそう呼ばれています。ほかにも厚さ2インチ、幅2インチなどになると2×2(ツーバイツー)と呼ばれ様々なサイズがあります。単位はインチが使われております。

目的にあったサイズや欲しい強度などに応じて選ぶことができます。

木は乾燥すると縮みますので、実際にホームセンターで売られているサイズを下の表にまとめてみました。
※1インチ約2.54cmです。表と違うのはあくまでこれは切りだした直後のサイズになるからです。乾燥されて縮むと約1インチが1.9cmくらいになります。

木口(断面図)のサイズ

1×(ワンバイ)材サイズ
2×(ツーバイ)サイズ

長さ(フィート)

長さはフィートの単位が使われております。1フィート約30センチになります。

ホームセンターなどでは3フィートから12フィートあたりのサイズが売られています。

3フィート 91センチ

6フィート 182センチ

8フィート 243センチ

10フィート 305センチ

12フィート 365センチ

になります。

買うときの注意点

木の選び方

ホームセンターの売り場に行くと2×4の木などが積み上げられていて、そこからお好みの木を選びましょう。

木はまったく同じものはないので、サイズは同じでも1つ1つに違いがあります。大きな傷があったり、節があったり、たまに汚れているものもあります。

大きな割れがあります。
傷があります。


一番注意していただきたいのが「反り」です。反りがあると見た目は悪くなりますし、歪んでくるため思った通りに作ることが難しくなっていきます。

何本か並べたりすると反っているかわかりやすいのでしっかり比べるようにしましょう。

量や重さ、長さによっては台車を使いましょう

木はひとつなら手に持ってレジにいけますが、それ以上なら台車を使うようにしましょう。

落としてしまって怪我やほかの商品にぶつかったりと危険があります。台車に乗っていたほうがレジの担当の方もその木のサイズがわかりやすくなります。

店舗でカットサービスがおすすめ

初めての方や家にのこぎりなどがない人は、お店の人にカットしてもらうことができます。

初めての方はのこぎりを使って木をまっすぐに切ることは難しいと思いますので専用の機械で寸法どうりのサイズが綺麗に切ってもらうとよいと思います。

2×4は専用サイズの金具の種類が豊富

綺麗に簡単に繋げる!

木材の中で一番使用されるのか、厚さ38mm縦89mmの2×4(ツーバイフォー)材です。このサイズには色々な金具が販売されておりビスなどを使用して簡単に木と木を繋げたりすることができます。

種類もかなりありますのでアイデァしだいで色々なものを簡単に作ることができます。

アパートでも大丈夫です。

ディアウォールという商品があります。

壁に穴を開けることなく突っ張り棒の要領で棚を作ることができます。これを使って色々なものを作成することができます。

デメリットは水には弱い

とても便利な材料ですが、水には弱く野外での使用はあまりおすすめできません。外で使用したい場合には、2×4材を防腐防虫処理したものがありますのでそちらを使用するといいと思います。

防腐防虫処理されているものは少し緑色をしています。

まとめ

2×4材はとても便利で安く手に入ることなどからDIYにはとても適した材料だといえるでしょう。

自分が悩みながら作ったものは愛着がわくのもDIYの魅力ではないでしょうか。

みなさんも是日DIYライフをお試しください。

     

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