【健康寿命と平均寿命】生活習慣病の予防はまず健康診断から

(この記事は2019年1月31日に更新されています。)

皆さんこんにちは

健康寿命という言葉を聞いたことがあるでしょうか？

日常的・継続的に介護や医療に頼らないで自分だけで生活ができる期間のことを健康寿命といいます。

厚生労働省の発表で健康寿命は男性で72.14歳、女性で74,79歳でした。(2016年)

介護や医療無しで生活できる期間は思っているよりも少ないですね。

 

日本の平均寿命が男性で81,09歳、女性で87,26歳はですので日常的に介護や医療に頼って生活をしなければならない期間が約10年くらいはあるのが現状です。

 

健康寿命を少しでも長く伸ばして健康で元気な体で暮らすために今のうちから正しい食生活と運動を行って健康長寿を目指しましょう。

健康診断の数値はちゃんと見ていますか？

皆さん健康診断はきちんと受けていますか？

受けていない方はぜひ受けるようにしましょう。

健康診断で出た数値を分析しましょう！

きちんと受けている方は健康診断の結果の数値まで見ていますか？

〇や△(もしくはＡＢＣなど)の評価を気にするだけではなく出た数字をきちんと把握することで自分の健康状態を知ることがとても大切です。

生活習慣病でよく知られているのが

です。

この高血圧、脂質異常症、糖尿病を発症すると血液・血管の状態が悪くなり脳梗塞や心筋梗塞などの病気が出て最悪の場合死につながるとても恐ろしい病気です。

体の異常は早期発見をして早い段階での治療がとても効果的です。

早期発見をするためにも普段から受けている健康診断の結果をきちんと見て

何か異常があればすぐに病院などの専門家に聞いてみましょう。

コレステロールなどは遺伝の影響を受けることがあります。

健康診断は大人だけではなく子供もしっかり受けましょう。

健康診断の数値はどこから異常なの？

（こちらの数値などは国立の研究センターの資料を参考にしています。）

高血圧とは

血圧とは心臓から送られた血液が血管内で押されている圧力です。

この圧力が慢性的に強い状態が「高血圧」です。

健康診断の場合、収縮期血圧(上)が140mm/Hg以上もしくは拡張期血圧(下)が90mm/Hg以上の方が高血圧となります。

高血圧は様々な病気を発症する大きな原因になります。

自覚症状がほとんどないのもこの「高血圧」の特徴なので数値が気になる方は早めに医療機関を受診するようにしましょう。

糖尿病とは

血液中の糖(血糖)が増えてします病気が「糖尿病」です。

健康診断の場合、空腹時血糖値が126mg/dℓ以上もしくはヘモグロビンA1cが6,5％以上の方が「糖尿病」が強く疑われます。

糖尿病になると糖をうまく細胞に取り込めずに血液中の糖の量が増えてしまう病気です。

血液中の糖が高い状態で何年もそのまま過ごしていると心臓病や失明、足の切断などとても重い病気につながります。

脂質異常症とは

血液中に含まれるコレステロールや中性脂肪などが基準処理も多い状態が「脂質異常症」です。

場合をまとめて「脂質異常症」と名付けられています。

健康診断の場合、血液中にコレステロールや中性脂肪が多くなると血液がドロドロになり動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高くなります。

健康診断ではLDLコレステロールが140mg/dℓ以上、HDLコレステロールが40mg/㎗未満、トリグリセライドが150mg/㎗以上が「脂質異常症」と呼ばれます。

早期発見は健康診断から

高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を発症すると、血液や血管の状態が悪くなり脳や心臓の病気につながるとても恐ろしい病気です。

10年、20年とゆっくりと進行し自覚症状があまりないもの特徴です。

自覚症状がないからとそのまま放置すると取り返しのつかないことになってしまう場合があります。

健康診断の結果をしっかりとチェックすることが病気の早期発見につながります。

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