- AIDMAの法則・PASONAの法則って?ブログの場合どんなふうに使うの?文章構成って?
こんな悩み、持っていませんか?
ブログを書く目的が、『読者に行動してもらうこと』ならとても有効な文章術があります。
それが、
- PASONAの法則
- AIDMAの法則
です。
この2つは使い方が正反対なので、今回は違いや使い方を紹介したいと思います。
- PASONAの法則・AIDMAの法則の違い・使い方
- 法則を使った例を紹介
今回は、そんな文章術について紹介していきます。
この記事を参考にすると、読者の悩みを解決できるブログを作ることができるように。
ブログ文章の構成をしっかりすると読者が増える
読みやすいブログ=理解しやすいブログです。
理解しやすいように書かれた文章は、多くの読者が抱えている悩みを解決することができます。
文章は構成(伝える順番)が大切です。
構成って言われても、よくわからないよ。
と、難しく考える必要はありません。
とても実用的な2つの構成パターンがあるんです!
続きは次をご覧ください。
ブログ文章で効果的な構成パターン
PASONAの法則・AIDMAの法則
良いブログ・稼いでいるブログには、必ずと言っていいほど文章術が使われています。
とくにブログで多いのが、
- PASONAの法則
- AIDMAの法則
です。
この2つは読者に行動してもらうときにとても有効な法則で、古くから多くのチラシやCMなどにも使われています。
PASONA・AIDMAの法則は下のような内容になっています。
どちらの法則も、最終的な目標はA(行動)してもらうことです。
ここまでは、ネットを調べればすぐに分かる内容です。
しかし、この記事はそれだけでは有りません。
具体的にどのように使ったら良いかをご説明したいと思います。
理解しておくべき人が行動するタイミング
紹介したように、2つの法則の最終的な目標はA(行動)です。
行動とは、
- 買う
- 登録する
などがあります。
人が行動するのはパターンは2つです。
- 快楽を得たいとき
- 苦痛から逃れたいとき
これをわかりやすく説明すると、
快楽を得たい人→今ある状況からもっと幸せになりたいい
苦痛から逃れたい人→今ある不幸な状況を取り除きたい
というような、イメージになります。
文章の方向 | 読者の未来 | |
快楽を得たい | 楽しくなる・嬉しくなるという感情を伝える | 楽しい経験・嬉しい |
苦痛からのがれたい | 悩みを解決できそう・痛みが減りそう | 問題解決の糸口を見つけられる |
悩みを抱えている読者が、マイナスからゼロになりたいのか。
それとも、ゼロからプラスにしたいのか。
それぞれで、PASONAの法則とAIDMAの法則を使い分けます。
具体的には、快楽を得たいという読者にはAIDMAの法則を。
苦痛から逃れたいという読者には、PASONAの法則になります。
読者 | 使う法則 |
快楽を得たい | AIDMAの法則 |
苦痛から逃れたい | PASONAの法則 |
AIDMAの法則では、楽しくなる感情に働きかけるので読者の心境としては、
- これを買ったら楽しい経験ができる
- 得する
- ワクワク
と、思ってもらうことができます。
PASONAの法則では、苦痛から逃れたいという感情に働きかけるので、
- 問題が解決しそう
- これをしないと損をする
- ヤバい…。
につながり、行動するようになります。
読者 | 使う法則 |
快楽を得たい | AIDMAの法則 |
苦痛から逃れたい | PASONAの法則 |
P(問題)PASONA(パソナ)の構成例
PASONAの「P」は、問題提起です。
ここでは読者が抱えている問題を伝えます。
すると、読者は
- そうそう。すぐに大きくなるから
- あとから見たくても、もう見れないな
という、心境になります。
カメラを持っていないと損するかも。
というイメージです。
A(親近感)
PASONAの「A」は、親近感です。
読者が「損するかも」と思ったところでいきなり商品を売っても、なんだか胡散臭いなと思われてしまいます。
そのため安心感や親近感を、この段階で持ってもらいましょう。
すると、読者は
- なんだか信頼できそう
- あったほうがいいかな
という、心境になります。
ココで大切なのは商品ではなく、商品を勧めているあなたの事を信頼してもらうことが大切です。
S(解決策)
PASONAの「S」は、解決策です。
解決策とは、行動したあとにある未来です。
すると読者は、
- かわいい今の姿を思い出せる
- 会話のネタになる
という、心境になります。
O(提案)
PASONAの「O」は、提案です。
ここで初めて、具体的に行動してほしい内容を伝えます。
すると、読者は
- 確かに。
- 思い出をカメラで残したいな
と言う心境になります。
N(絞り込み)
PASONAの「N」は、絞り込みです。
今の読者は、「カメラで写真を取らないと、今の姿はもう写真に残せないな…。でも、本当に必要かな?」という心境になっています。
なので、ここで有効なのが『N(絞り込み)』なのです。
すると、読者は
- 今買わないと、買えなくなるかも
- あとから買うと損する
という、心境に。
絞り込むと行動する人が減ってしまうと思われがちですが、実は絞り込んだほうが行動する確率が上がります。
N(絞り込み)をしないと、
- じっくり考えてみよう
- ほかも見てみようかな
と、なってしまうからです。
A(行動)
PASONAの「A」は、行動です。
ここはシンプルで。
すると、読者は流れるように行動(買う)します。
AIDMA(アイドマ)の構成例
A(注意)
AIDMAの「A」は、注意です。
注意を引くためには、「目立つこと」が大切です。
A(注意)では、商品のメリットを強調して紹介しましょう。
すると、読者は
- 思い出残したいなー
- 使い方も簡単そうだな
という、心境になります。
ここではポジティブな内容で、覚えやすく印象的な言葉を使うようにしましょう。
I(興味)
AIDMAの「I」は、興味です。
読者が行動したことで、どんなメリットが有るか伝えます。
すると読者は、
- 子供の成長を見れるなー
- 成長した子供と一緒に見たら楽しそう
という、心境になります。
D(欲求)
AIDMAの「D」は、欲求です。
いろいろな方法がありますが、実際に使っている人の口コミを紹介したり、有名人も使ってますなどの内容が多いです。
すると、読者は
- なるほど
- 実際に使っている人がいうなら信頼できそう
- あの人(有名人)も使っているのか
という、心境になります。
M(確信)
AIDMAの「M」は、確信です。
ここでは商品のことをしっかりと、覚えてもらう工夫が必要です。
すると、読者は
- みんなが良いって言っているのか
- この商品は良さそう
という、心境になります。
多くの人が良いと言っているものは、良いと思ってしまう傾向が人にはあるので、この辺を刺激してあげると良いです。(※嘘はいけません。)
A(行動)
AIDMAの「A」は、行動です。
行動のタイミングでは、なるべくハードルを下げる工夫が必要です。
ブログ文章の構成 まとめ
今回はブログでよく使われる
- PASONAの法則
- AIDMAの法則
を詳しく紹介してみました。
2つの法則は
- 快楽を得たい人
- 苦痛から逃れたい人
にとても有効な文章術です。
この2つの法則は今回紹介した以外にも、たくさんの使い方があります。
色々なパターンに応用できるので、詳しく知りたい方は「売れるコピーライティング単語帖 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000(PASONAの法則)」、「心を動かす「AIDMA(アイドマ)式」文章術―広告手法を応用すれば文章イキイキ(AIDMAの法則)」がとても参考になりますよ。
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