今回は、以前キッチンにディアウォールを使って取り付けたテレビ台をさらに加工して棚を取り付けてみました。
台の足の部分に可動式の棚
これは以前取り付けたテレビ台です。
家族からの評判は良かったのですが、娘から棚も欲しいということで土台の部分に自由に高さを変えられる棚をつけてみました。
こちらが完成品です。↓
横幅を狭くして食器棚の隣に収まるようにしました。
食器棚の後ろに隠れていたテレビ台の足の部分が表に出てきましたので、そこへ自由に高さを変えられる棚を付けました。
もちろん今回も壁にクギやビスなどによる穴はあけておりません。
準備するもの
今回使用したのは、
- チャンネルサポート 1200mm
- 木棚板専用水平ブラケット(フォールドブラケット) 200mm
- メラミン化粧板(白) 18mm×250mm×900mm
です。どれも大抵のホームセンターに売っています。様々な種類がありますので使いたいサイズをお選びください。
必要な棚の数とサイズを決めます。
今回は棚は3段作ることにしました。
棚の板のサイズはメラミン化粧板のサイズが250mm×900mmのものを購入したのでこれを3つに切って使用しました。
購入したメラミン化粧板は厚さが18mmで縦が250mmの板です。横に3つに切りましたので18mm×250mm×約300mmの板を3つ作ることができました。
チャンネルサポートを取り付けます。
ディアウォールを使って作ったテレビ台の2×4材にチャンネルサポートを取り付けます。取り付けはビスで行います。
今回はただつけるのではなく、電動工具のトリマーを使って溝を掘ってそこに埋め込むようにします。トリマーがない方はここは飛ばして読んでもらって構いません。
まずは、チャンネルサポートを中央に取り付けるために印をつけます。
この印がずれてしまいますと溝が中央ではなくなりますので、しっかりと測って書きましょう。
その印の穴のところに溝と同じサイズの穴を空けます。
チャンネルサポートの幅が8mmでしたので、今回は余裕をもって10mmの溝を掘ることにしました。
穴は10mmです。
そこからトリマーで溝を掘っていきます。曲がらないように慎重に掘ります。
トリマーはビットと呼ばれる刃を高速回転させて木を削っていきます。
木の破片が目に飛んでくる場合もありますので必ず保護メガネをしましょう。
そしてしっかりと木材を固定してから使用するようにしましょう。
まっすぐに溝が掘れたらそこを同じ水性塗料で溝を塗装して、しっかり乾かします。乾いたら溝にチャンネルサポートを入れます。
トリマーで溝を掘るときに曲がってしまうとチャンネルサポートが入らなくなりますので注意が必要でした。
同じように2本の2×4材に溝を掘ったら、ビスで固定します。
チャンネルサポートの高さは二つとも同じになるようにビスで固定します。
ずれてしまうと棚を取り付けたときに棚が斜めになってしまいます。
これでチャンネルサポートを固定できました。
棚を作ります。
こんどは棚を作ります。3つに切ったメラミン化粧板の裏に
木棚板専用水平ブラケット をビスで固定します。
似ていますが左右形が違いますので間違わないように注意が必要です。
3段とも取り付けられたら、 木棚板専用水平ブラケットの爪のところをチャンネルサポートにはめるだけで固定できます。
棚の高さはチャンネルサポートの溝に合わせてどこでも自由に変えることができます。
あとはもともとつけてあったテレビ固定用金具を取り付けてテレビを取り付けます。
テレビをつけなおしたら今回のDIYは完成です。
もともと無駄なスペースを有効活用することができました。
娘も欲しかった棚ができたので、嬉しそうでした。
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