Lenovoのノートパソコンを買うときに、ThinkPadとIdeaPadで悩む方が多いようです。
私も実際にLenovoのノートパソコンを使用していますが、とても使いやすくて気に入っています。
今回の記事では、
- ThinkPadとIdeaPadの違い
- ThinkPadはどのような人に向いているの?
- 安いIdeaPadは性能が悪いの?
という、疑問に答えていきます。
結論を簡単に説明すると、
- ThinkPadとIdeaPadの一番の違いは堅牢性。次にモバイル性能
- 持ち運ぶなら、ThinkPadがおすすめ
- 自宅で使用するなら、IdeaPadで十分。スペックはカスタムでお好みに
という内容になっています。
この記事を読むことで、あなたにとって本当に必要な機種を知ることが可能です。
それでは紹介していきたいと思います!
【Lenovo】ThinkPadとIdeaPadの違い
ThinkPadは堅牢性が高い
Lenovoから発売されている ThinkPad は仕事なので持ち運びができるように、高い堅牢性と耐久性の厳しい品質テストが繰り返されています。
テスト内容は万が一落としてしまった時の落下テストや、気温気圧の変化、 キーボードや画面の開閉の耐久性。
その他アメリカ軍の規格テストにも合格しています。
極端な例ですが、アメリカ軍では砂漠や北極での使用の可能性があります。
そんな過酷な環境でもThinkPadは、使用できるようになっています。
気をつけていてもノートパソコンを持ち運ぶ時に、ついパソコンをぶつけてしまったり、パソコンを入れているバッグを落としてしまう可能性もあります。
そんな時でもThinkPadなら、他のノートパソコンよりも安心して使用することができる!
ここで一つ注意点があるのですが、IdeaPadがほかのパソコンを比べて堅牢性が低いというわけではありません。
ThinkPadが堅牢性に特に優れているのです!
ThinkPadとIdeaPadのモバイル性能の違い
ノートパソコンの持ち運びを多くする方が、ThinkPad を選ぶもう1つの理由としてモバイル性能が高いという点があります。
ThinkPad はバッテリー性能が高く、長い時間バッテリーのみでの使用が可能。
また、急速充電対応の機種なら約1時間の充電で80%ほど充電することができます。
その為持ち歩いてもバッテリーの心配がありません。
さらにThinkPadは
- 軽い
- 薄い
- コンパクト
という機種も多くあります。
このようにThinkPadは持ち運びやすさを重視して作られているので、外でパソコンを使う方などから絶大な人気があるのです。
Windows10 ProはIdeaPadでは選べない
Windows10では、Homeと Pro の2種類があります。
一般ユーザーの方はHomeで十分ですが、仕事などで使用する方はProが必要になってくることが多いと思います。
プロではHomeの機能に加えてビジネスで多く使われる機能が搭載されているからです。
ThinkPadではカスタマイズ画面で Home と Pro の2種類から選択することが可能。
しかしIdeaPadでは、Windows10Homeのみになっています。
ここまでのまとめ
- ThinkPadは堅牢性が高い
- モバイル性能がThinkPadは高い
- IdeaPadは性能が低いわけではなく、ThinkPadが高い
続きで使用目的によって、どのパソコンがおすすめなのか紹介していきたいと思います!
【Lenovo】ThinkPad、IdeaPadはこんな人おすすめ
仕事でノートパソコンを使うなら『ThinkPad』
上で紹介したように、 堅牢性やモバイル性能が ThinkPad は他のノートパソコンより優れています。
仕事で使うならThinkPadと言われるように、仕事などで持ち運んだり色々な環境で使用する方には ThinkPad がおすすめです。
家での使用なら『IdeaPad』が可愛くておすすめ
IdeaPad を見てまず思うのは、デザインの良さです。
5万円前後から買えるノートパソコンの中では抜群に見た目が素敵です。
特に女性などに好まれるデザインになっています!
アルミで作られた機種もあり、手触りが滑らかで質感に人気があります!
すぐに欲しいなら『IdeaPad』な理由
レノボでは二つの生産タイプがあり、ThinkPadは受注生産になります。
対してIdeaPadは、受注生産ではありません。
受注生産とは、注文が入ってからパソコンが製造される生産方法です。
受注生産の最大のメリットは、必要なスペックのパソコンを自由に選べる点です。
そのためThinkPadではスペックやオプションなど、数多くの中から自分の好みのパソコンを選んで買うことができます。
その反対にIdeaPadは、同じスペックのパソコンを大量生産しています。
メリットはもうすでに製造されているため、注文してから手元に来るまでの期間が短いという点があります。
ここまでのまとめ
- 持ち運びが多い、色々な環境で使うなら『ThinkPad』
- IdeaPadはデザイン性が高く女性にも人気
- IdeaPadは納期が早い
次にThinkPadとIdeaPadの選べるスペックの違いがあるのか紹介していきたいと思います。
【Lenovo】ThinkPadとIdeaPadの選べるスペックの違い
ThinkPadは自分好みにカスタマイズ可能
上で紹介したようにThinkPadは買うときに、スペックやオプションを自分好みに選ぶことが可能です。
そのため、使用する目的や環境に合ったパソコンを買うことができます。
パソコンの性能を大きく左右する CPU は2種類から選ぶことができます。
CPUはプロセスナンバーと規格が重要です。
CPU の型番の見方と意味を、詳しく紹介したいと思います。
- インテルから発売されているCore(コア)シリーズ
- AMDから発売されているryzen(ライゼン)シリーズ
の2つがあります。
Intel(インテル)製のCPU
ThinkPad で選べるIntel製のCPUは、CoreシリーズのCPU になります。
このCoreシリーズというのは、インテルの主力の CPU です。
Core i3、i5、i7、i9の順で性能が上がります。
さらに上の画像にある世代の部分の数字が、大きければ大きいほど性能が上です。
一番最後にある規格ですがほとんどが『U』となっております。
この『U』というのは、ノートパソコン向けに省電力されたモデルです。
AMD製のCPU
AMD製のCPU も選ぶことができます。
レノボのノートパソコンでは、 AMDの主力製品であるryzenシリーズを選択することができます。
ryzen 3、5、7の順で性能が上がります。
規格はノートパソコン向けに省電力された『U』が採用されています。
メモリ
ThinkPadではメモリも、幅広いラインナップの中から選ぶことができます。
自分の使用用途を考えて、どのようなスペックにするか自由に選択することが可能。
どのくらいのメモリを選択したらいいか迷う方は、下の表を参考にしてみてください。
メモリ容量 | 備考 |
2GB | メモリ不足になりがち。すぐに動作が遅くなる。 |
4GB | ネットや動画視聴など、軽めの作業なら問題なし。 |
8GB | 一般的な使用なら問題ない。 |
16GB以上 | 動画編集やCADの使用も可能。高性能。 |
ストレージ
データを保存しておくための場所が、ストレージです。
最近は大容量のSSDのストレージが、普及してきています。
ストレージの容量はあなたの保存したいデータの量に合わせて決めることが重要です。
値段を抑えるために、外付けのHDDと一緒に使う方法もある!
速度がとても早いNVMeの SSD がおすすめです。
IdeaPadはスペックが機種ごとに決まっている
IdeaPadはThinkPadとは違い、同じスペックのモデルが大量生産されています。
そのため、機種によりスペックをあまり選択することがあまりできません。
しかしメリットとして、受注生産の ThinkPad と比べて納期が早いという特徴があります。
ThinkPad の納期の目安は約3週間ほどになりますが、 IdeaPad は在庫があればすぐに発送してくれるため早く手元に届きます。
納期に関しては「Lenovo【あるある】ThinkPad納期が遅いのには理由がある(米沢製含み)」で詳しく紹介しています。
気になる方は参考にしてみてください!
【Lenovo】ThinkPadとIdeaPad 違い まとめ
ここまだ読んでいただきありがとうございました。
この記事では ThinkPad と IdeaPad の違いについて紹介しました。
話題の他のシリーズを知りたいという方は、まずThinkPadおすすめ人気ランキング6選をご覧ください。
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