ThinkPad T15gのレビュー!Tシリーズから発売されたモバイルワークステーション

ThinkPad T15gはその高性能なスペックで「持ち運べるデスクトップ」ならびに「モバイルワークステーション」とも称され、CADや映像編集、医療用、解析などの高負荷作業でも問題なく対応できます。

今回は、これらの作業をどの程度スムーズにこなすことができるのか、また日常的な使用感はどうなのかを具体的に見ていきましょう。

目次

ThinkPad T15gってどんな機種?

Lenovoから発売されているThinkPad T15g。このThinkPad T15gは、デスクトップパソコン並の性能があります。それも性能の高いデスクトップです。

このThinkPad T15gが一台あるだけで、CADや映像編集、医療用、解析などプロが使う負荷の大きい作業を場所を選ばず、現場のすぐ近くで作業することが可能。

負荷の大きい作業はデスクトップで行っている方がほとんどですが、ThinkPad T15gは『持ち運べる高性能デスクトップ』なのです。

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ThinkPad T15g=モバイルワークステーション

ThinkPad T15gは『持ち運べる高性能デスクトップ』ですが、つまりはモバイルワークステーションということです。プロフェッショナルが求める高負荷の作業でもサクサク快適に作業できるスペックで、安定した性能をはっきします。

業務をどんな場所でも行うことが可能!

ThinkPad T15gの外観レビュー

ThinkPad T15gの外観やキーボード、周辺機器をしっかりと見ていきたいと思います。特にバッテリーアダプターは135wと、かなり大きいので紹介したいと思います。

ThinkPad T15gの外観

まずは外観から。ThinkPadはやっぱりシンプルで渋い外観です。個人的には『Lenovo』のロゴがなければ、もっと良いなと思いました。全体的に艶なしの黒。少し汚れが目立つかなと。


開いた状態。ThinkPadは画面サイズが15インチ以上になると、テンキー付きのキーボードになることがほとんど。このThinkPad T15gもテンキーが付いて、数字の入力を高速で行うことができます。


斜めから見てみます。全体的に黒でトラックポイントの赤が映えます。トラックポイントの使い方がわからない方は、トラックパッドとは?使い方・感想をレビューします!を参考にしてみてください。


堅牢性が高く、丈夫なThinkPad。画面とキーボードをつなぐヒンジ部分もしっかりしています(シルバーの部分)。机などから落下しても、壊れにくいので安心して使えます。


ThinkPad T15gの厚さは約25mm。デスクトップ並のスペックが、この中に詰め込まれています。

カメラやトラックパッドなど

内蔵カメラです。画素数は1280✕720ピクセルのHD720pです。


トラックパッドはほかのThinkPadと代わりありません。トラックパッドの上にある3つのボタンは左右がマウスのクリック、中央がトラックポイントを使用するときに使います。


トラックパッドが左にずれているので、最初は違和感ありました。しかし15.6インチもあるので、2画面にして使うとは意外と使いやすかったです。左側をメインにして右で調べ物をすると楽です。

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ThinkPad T15gのキーボード

中央のトラックポイント。これがあればマウスは不要です!使い方はこちら


ThinkPadのキーボードは、使いやすいと評判です。しっかりとした打ち込み感があり、リズムよくキーを叩けるので、ThinkPadを使うとタイピングスピードが早くなります。


右側にはテンキー。事務処理などでは大活躍です。

ThinkPad T15gのバッテリーアダプター

ThinkPad T15gのアダプター。約16センチくらいあります。


縦は9センチくらい。重さは結構あります。


通常のThinkPadは65wくらいなので、230wを使っているThinkPad T15gがいかに高性能なパーツを使っているかわかります。

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ThinkPad T15gのインターフェース

ThinkPad T15gの右側です。一番手前(左)にスマートカードリーダーがあり、使いやすい様になっています。SDカードメディアも中央付近に。


ThinkPad T15gはかなりインターフェース充実していますが、ゴチャゴチャしている感じはありません。


左側です。HDMIなどがあります。


見にくいですが、LTE用のSIMを入れるところなどがあります。


ThinkPad T15gの全体的なインターフェースは、下のようになっています。

  • 1. スマートカードリーダー(カスタマイズ)
  • 2. SDメディアカードリーダー
  • 3. USB Type-A 3.2 Gen1
  • 4. セキュリティロックスロット
  • 5. HDMI
  • 6. USB Type-A 3.2 Gen1
  • 7. SIM トレイ(カスタマイズ)
  • 8. コンボ・ジャック
  • 9. イーサネットコネクター(RJ45)
  • 10. 電源ジャック
  • 11. USB Type-C 4 Gen2×2(Thunderbolt 4対応)
  • 12. USB 4 Type-C

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ThinkPad T15gと普通のパソコンの違い

ここまでThinkPad T15gの外観を紹介してきましたが、次は中身を詳しく見ていきたいと思います。

CPUについて

まずいちばんの特徴である『インテル Xeon』。

CPUは車で例えるとエンジンにあたり、車の性能を大きく左右します。通常のパソコンはCoreシリーズ(i5やi7など)が多く使われていますが、『インテル Xeon』はスーパーカーなみの性能を持っています。そのため普通の作業では、オーバースペックですが作業で速さを求めるプロには必須のCPUなのです。

メモリについて

こちらの詳細スペックを見るとわかるように、ThinkPad T15gには128GBのメモリを搭載することができます。通常のノートパソコンでは8〜16GBのメモリなので、いかにThinkPad T15gが高性能かわかります。128GBのメモリがあれば、どんな作業をしてもメモリが原因でパソコンが重くなることはないでしょう。

ストレージについて

データを保存するストレージには、SSDとHDDの両方が選べます。SSDやHDDは複数つけることが出来るので、あなたに合った大きさを選択することが可能。現在どのくらいのストレージが選べるかはこちらで確認することができます。

画面について

ThinkPad T15gは『NVIDIA GeForce RTX 3080 Laptop GPU』という、高性能GPUが付いています。通常のノートパソコンは、これほど高性能なGPUが付いていることはまずありません。画面に複雑な表や図、3Dのグラフィックを表示させるときはパソコンが重くなりがちですが、このGPUはそんなストレスとは無縁の快適な作業時間をあなたに与えてくれます。

ThinkPad T15gの重さについて

ThinkPad T15gの重さは2870g。通常のノートパソコンは1kg前後なのでかなり重く感じるかもしれません。しかしThinkPad T15gは紹介したように、高性能デスクトップ並の性能を持っています。比較するのはノートパソコンではなく、デスクトップパソコン。デスクトップとモニターを背負って移動することを考えると、ThinkPad T15gがいかにコンパクトかわかります。

ThinkPad T15g まとめ

今回はお借りしたThinkPad T15gをかなり詳しく紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?ThinkPad T15gは、高性能すぎるほどの性能を持っています。

今までもワークステーションはThinkPadにありましたが、上位シリーズのX1こちらシリーズのみでした。ThinkPad T15gは購入しやすいTシリーズから発売されたので値段も少し安く、持ち運びやすいなどの特徴があります。

ぜひCADや3DCG、医療の映像解析など高い負荷がかかる環境下で安定した作業ができるThinkPad T15gを検討してみてはいかがでしょうか?

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これでThinkPad T15gの紹介を終わります。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

     
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